銀座の歩行者天国の真ん中で、怪盗キッドの"マジックショー"を存分に楽しめる回ですね!🎩🌙
怪盗キッドの衣装の秘密も明かされました。闇夜に現れるその白い衣装は一見非合理的に見えるも、実は合理的なものだったんですね。
まあ、それだけじゃないみたいでしたが…。
この回の内容は、アニメ「まじっく快斗1412」21話でも快斗目線で描かれているのでそちらも合わせて観ると面白いですよ✨
コナンの方を見てからまじっく快斗を観るのがおすすめです。
個人的にコナンの方が演出がかっこよかったかな〜と思います。でも、まじっく快斗の快斗目線も外せないですね。
※以下ネタバレありです
次郎吉が怪盗キッドを捕まえるエサにした「パープル・ネイル」。
いつもと違い、次郎吉の作戦でキッドの庭である空とは逆の地上に展示され、その上警備も厳重、高く張りめぐらせた網等など怪盗キッドの逃げる術などないように思われたが…
「テレポーテーションで…」
この一言がカッコいい。THEどキザな月下の奇術師。今回はマジック感が大々的にあって怪盗というだけでなく、奇術師としてのキッドが映えますね✨
「ではまた数十秒後に、時空を超えた先で…お会いしましょう」
よくもこんなキザな台詞が口からポンポン出てくるなぁ(笑)
「Tree…」「Two…」「One」
屋上に現れたキッド。
タネはあるんでしょうけど、こんな大勢の前で大胆に、それをやってのけてしまうキッドがすごいです。今までの盗みも全部成功させてきましたよね?
片方がすぐに偽物と分かり、「明晩」またとりに来ると言い残して消えたキッド。
相変わらず威力とコントロール力が半端ないコナンのサッカーボールが、逃げ際のキッドのモノクルをぶち壊しました(笑)
モノクルって結構何回も壊れてると思うんですけど、あれってどこで買ってるんでしょう?(笑)大掛かりな仕掛けの道具とかも。寺井ちゃんが調達やらなんやら、なんとかしてくれてるんでしょうか?
二日目キッド。
今回はアニメオリジナルのシーンがわりとお気に入りです。アニメのキッドの作画も。
キッドが群衆に紛れてコナンに銃を向けるシーン。なにかにつけ、ライバルのコナンを見つけて会いに行くキッド(笑)ライバルの動向チェックといったところでしょうか…。
キッド「動くな。動くと命はねーぜ。」
コナン「(怪盗キッド?!) バーロー。そんなおもちゃ誰が怖がっか」
キッド「な、相変わらずつまらねーガキだなぁ」
コナン「ほっとけ」
上の部分がアニオリシーン。
仲良しだなぁ〜(笑)
キッド「なぁ、名探偵、知ってるか?サーストンの三原則。」
コナン「あぁ。二十世紀の初めに活躍した奇術師、ハワードサーストン。その名を冠して定義付けられた三つの原則。マジックでやっちゃいけない、三つのタブーのことだろ。」
キッド「その通り。一つ目は、奇術師はタネ明かしをしてはならない。これは言わずもがな。
二つ目はマジックを披露する前にこれから起こることを説明してはならない。意外性がなくなり、驚きが減ってしまうから。
そして、三つ目。同じマジックは二度繰り返してはならない。一度きりだとそのマジックを強烈に印象付けて美化させ、最上の奇跡の記憶として客の心に残せるが…二度続けると客はその現象を楽しむことよりタネを見破る事に神経を注いでしまい…タネが見破られる危険性が高まる…」
なるほどね。
コナン「なるほど…逆に言えばそのタブー犯してもなお見破られなければ、最高の奇術になるってか?」
キッド「そゆこと♡」
なんだこの可愛いキッド。そして、この余裕感。(灰原もキッドのことを余裕があるって言ってましたね)
よく快斗は、迷ったりどうしたらいいか分からなくなった時に「父さん」のアドバイスを聞いてたり、入念な仕掛けやトリックを練ったり(まじっく快斗より)、自分のマジックに対して抜かりないことがわかりますが、そこから自信も生まれるんですかね。
すごくどうでもいいことだと思いますが、個人的に、快斗のドクロ入りの服と黒いキャップ(これは被ってる頻度高め)姿が好きです(笑)
今回はマジックのタネとして、怪盗キッドの表舞台の衣装の白と、その逆の黒がキーになってましたけど、こういう表からは見えない舞台裏って感じがたまらないです。
例えば、怪盗キッドの龍馬の話のときのトイレでの黒い服とキャップ。あとは、警官や警備員の姿や、アルバイト作業員の姿等など。
(分かります…?分からなくて大丈夫です…笑)
はい、キッドがコナンに近づいたのは盗聴器を仕掛けるためでもありました。そりゃ敵の考えを把握しておかないといけませんもんね。
その裏をかくコナンがまたまたさすが。
二人の知恵くらべは互角ですかね。
見事、タブーを犯した二日目のショーも完璧と思いきや…
コナンだけは見抜きました。
なんで今回は中森警部とかに知らせなかったんでしょう。一人で捕まえたかったとか?
コナンとキッド、一対一。
コナンの推理ショー。
キッドが人目につきやすい非合理的な白い格好で登場するのは、隠れやすいからだと。
「ああ…それと同時に…」
「暗い闇の中から、突然白いものが現れると…」
「ミステリアスだろ?」
黒キッドから白キッドへ。
相変わらずキザな奇術師さん。コナンよりキッドは感性的なものを大事にする気がありますよね。コナンに「お前夢ねーな」と言ったキッドらしい言葉。
まあ、コナンも蘭のこととなれば感情的で論理とかなんにも通用しなくなるんでしょうけど。
滑車で仲間が繋がれているから上にも下にももう行けないとおいつめたコナンだったが…
「んじゃ、真ん中で。」
さすが、頭の回転がはやいというか機転がききますね。臨機応変に、落ち際に寺井ちゃんをちゃんと掴んで逃げるキッド。
今回もお目当てのものではなかったようで…。
あの紙、事前に用意してくるんでしょうか(笑)いつも疑問。
キッドの大胆なマジックと、コナンとキッドの水面下の対決を楽しめました!
キッドが暗闇に登場する表舞台のあの非合理的な格好の白と、裏舞台で身にまとう黒がマジックショーのタネであり、かつキッドの華麗さを演出するものだったという秘密。
お父さんの衣装を受け継いだから、考えたのは盗一さんでしょうか。
怪盗キッドが堂々の主役回でしたね。
また、こんなキッドの大胆なマジックショーの話があるといいなぁ。