きらめきタイム

好きなものだけ。

絶海の探偵(プライベート・アイ)映画レビュー┃名探偵コナン

スポンサーリンク

劇場版コナン17作目『絶海の探偵(プライベート・アイ)』。

 
ネットのレビューはあまりよくない感じですが、見終わった感想として、そこまで悪くはなかったです。めっちゃ良かったわけでもないですが…(笑)
新一の名言っぽいセリフも多々あり、新一と蘭のラブコメは味わえます!(笑)
 
 
※以下、ネタバレありです。
 
 
 
 
○ミステリーとして
凝ったトリックとかはないので、少し物足りないかなと思いました。いつもの黒い犯人も出てきませんでしたし。(出てきてないよね??)殺人とスパイの二本立てだったわけですが、殺人というか過失致死というか事故でしたもんね。
 
○雰囲気
 
自衛隊のイージス艦というそういう職業に就いていなければなかなか見ることのない、一般人からしたら非日常な感じがハラハラ感を出していて、緊急事態の緊迫感を楽しめました。
 
○新一×蘭のストーリー
 

「オメーの1人や2人くらいどこにいたって見つけ出してやっからさ」

 
 
トロピカルランドでのあの出来事がキーになってましたね。
 
最初は、最後に蘭を直接助けに行くのがコナンだったらなぁと思ったわけですが、
よくよく考えると、ちゃんとあのトロピカルランドでの約束通りコナン(=新一)は推理で蘭を助けてるんですよね。
新一は、蘭も守る名探偵として約束を実行しきったということなので、この結末はこれでありなんだなと思いました。
でも最後に蘭とコナンのいるシーンを入れてほしかったなぁと思ったり。
 
新一は相変わらずカッコいいなぁ(笑)
 
 
 
 
コナン「(そういやコイツ、方向音痴だったな…)」
(トロピカルランドの回想へ)
 
新一「ったく…どこまで買いに行ってたんだ?」
 
蘭「ごめんごめん、帰り道迷っちゃって…」
 
新一「だから、一緒に行くって言ったのによォ」
 
蘭「だって…」
 
新一「もう一人でうろちょろしないようにな!今度は帰れなくなっちまうぜ」
 
蘭「大丈夫よ!」
 
新一「えっ?」
 

「どんなに迷ったって、見つけてくれるんでしょ?」

 
新一「あ?」
 

「だって、新一は名探偵なんだから。」

 
(照れる新一、蘭のほっぺに飲み物当てて、飲み物こぼれそうになりアワアワ)
 
蘭「…もう!」
 

新一「安心しろ!オメーの1人や2人、どこにいたって見つけ出してやっからさ」

 
 
 
蘭が新一に電話をかけるシーン。
 
prrrrrru
 
 
新一(変声機越し)「蘭か?」
 
蘭「なんであたしだって分かったの?」
 
新一「そんなことより、なんか用か?」
 
蘭「そんなことよりって…新一、今あたしね…」
 
新一「イージス艦にいんだろ?いいなぁ。オレも乗ってみたいよ」
 
蘭「ちょっと!なんで分かるの?」
 
新一「前に言ったろ?オメーがどこにいても必ず見つけ出すって。」
 
蘭「新一……。って分かった!コナンくんでしょ!!あの子に電話で聞いたのね!!」
 
新一「ハハ…まあ心配すんな。直に解決すっからよ。」
 
蘭「もう…遠くにいるのに無責任なこと言わないでよ。」
 
(コナン赤くなる)
 
新一「なんだよ。オレがそばにいねぇと、不安なのか?」
 
蘭「何バカなこと言ってんの!!そんなわけないでしょ!!」
 
新一「そうそう、その意気だ!じゃあな!がんばれよ」
 
プツッ
 
コナン「(そばにいんだけどな///)
 
プープープー
 
蘭「バーカ///」
 
 
からかったり、バカにしたりしてるように見えて、二人とも顔が赤くなってるのが可愛いですね//
 
 
 
蘭が遭難するシーン。
 
コナン「蘭は電波時計をしてる!」
 
指示するコナン笑
 
蘭がつけている光彦の電波時計の電波を受信しようと試みるが反応はなし…
 
 
蘭「(ウソだ…)
 
(トロピカルランドの回想)
 

(蘭の一人見つけられないで、何が名探偵だ)

 
(蘭…蘭…蘭…蘭…蘭ァン!!)
 
ウオォォォォォォォ!!!!!!」
 
 
コナンの声が朦朧とする蘭に届いて、蘭は助けに来た新一の幻影を見て手を伸ばす…(これは幻影なのか、はたまたコナンが幽体離脱か分身かなんかしたのか?!笑)
 
とレーダーに電波反応が!
 
コナン「蘭はそこにいる!」
 
小五郎の金色の名刺が伏線だったんですね(笑)
 
コナン「蘭はその先にいる!」
 
 
無事に蘭は発見されて…
 
蘭が見つかり歓喜に包まれる中、佐藤刑事が思わず?高木刑事に抱きついて高木刑事の顔が真っ赤になってるのも可愛かったです。
 
あとは、、蘭ちゃんの空手のシーン長かったですね(笑)
 
○心に残ったところ
 

「お父さんが言ってた。強い子になれって。それで勇気って名前にしたんだって。」

心に残ったワードは「勇気」です。
お父さんを監禁?され、スパイの言いなりにさせられていたゆうきくんが、コナンの「お父さんが言ったんだよね。君の名前は勇気だって。勇気出してがんばろ。」という言葉を聞いて勇気を出す。
蘭にあのおじさんは「スパイなんだ!お父さんじゃない!」って伝えるところ。
 
子どもの素直で純真な心が良いなと思いました。
最後にお父さんに会えたゆうきくんが、コナンの敬礼に敬礼で返したのを見て、強くなったんだなと思いました。
 
 
というわけで、、、
 
灰原は別行動で、平次と和葉も出てきてましたが、平次の和葉への無自覚なボディータッチ?が気になりました(笑)あと、和葉ちゃんの声も違和感が。。
 

コナンは推理ものっていう要素だけじゃないと思うので、ミステリー要素だけ重視しなければそこそこ楽しめる作品になっていると思います!