NHK「探検バクモン」で紹介されたJR九州の豪華列車「或る列車」。長崎↔佐世保、大分↔日田間の2ルートを運行する。
鉄道界での世界的に最高峰であるブルネイ賞を6回も受賞した水戸岡鋭治氏がデザインを手がけた列車である。
ブルネル賞(ブルネルしょう、Brunel Award)は、鉄道関連では唯一となる国際デザインコンペティションである。
水戸岡鋭治氏は、豪華観光列車「ななつ星in 九州」を筆頭に、JR九州の車両デザインを多数手がけており、鉄道ファンのみならず全国的に有名な存在。
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長崎↔佐世保、大分↔日田間の2ルートをそれぞれ約2時間半かけて走行。その区間は普通の列車では約1時間半で走行するが「景色を楽しめるように、ゆっくり走ること」に価値があり、時速50〜60kmで走行する。
この「或る列車」は、原信太郎氏の愛した幻の客車「或る列車」の模型を元に、経済的な妥協はせず、かけられた費用は実に一両3億円。二両編成なので6億円ということになる。
列車の外装には唐草模様が施されており、ドアはステンドグラスをモチーフとしており、光が入ることで美しく輝く。
ドア
食堂車
高級な外装・内装と共に、高級スイーツもこの列車の魅力である。スイーツのプロデュースをしているのは世界的な数々の賞を受賞しているシェフ成澤由浩氏。
三ツ星スイーツコースを演出するのは成澤由浩氏。 成澤氏は東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフであり、 自然環境をテーマにした料理をつくり続けるシェフとして、国内外にその名を轟かせています。
JR九州 | JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」
九州のものにこだわったスイーツで、この地域に来た客をもてなす。
ワイングラスも溢れないように、脚を太くしてゴム製のコースターに置かれ、車内は指紋も残すことなく清掃される徹底ぶり。
気になるお値段は、
人数にもよるが二人の場合、
一人24,000円〜(スイーツコース、ドリンク代込)。
倍率が非常に高く、チケットの入手が困難であるが一度は乗ってみたいものだ。